植えてきた樹木たち ~常緑樹 中高木編 その2~


昨日今年初めて、セミの鳴き声を聞きました。

今回は、そんなセミたちが鳴いている場所・・・樹・・・。

植栽についてのワンポイントアドバイス第4段です。

前回に引き続き、常緑樹の中高木編その2です。


常緑樹


1年を通して葉を付けている樹木。

ここでは、3mを基準にそれ以上に育つものを中高木に分類してご紹介します。


ソヨゴ



花を多く楽しむには、できるだけ放任する


ツバキ
環境
日なた~半日陰。
花・実・葉
花は中心に束になってまとまる雄しべが特徴。
球状の実がなり、熟すと割れます。
葉は、光沢があり厚みがあって堅いです。
樹形
幹は細目で、比較的自然にまとまった形に育つ。



ベニカナメモチ



新芽が赤色に色づき、生垣などに向く


ベニカナメモチ
環境
日なた~半日陰。
葉・実
葉は、新芽は赤色で成長すると緑になる。
球状の実がなる。
樹形
真っ直ぐに育ち、葉が密に茂るので、生垣に用いられる。



モチノキ



日陰がちな場所でも育てられます


モチノキ
環境
日なた~半日陰。
葉脈が目立ちにくい。
樹形
幹が真っ直ぐに伸び、葉が密に茂る。



モッコク



品格ある花木として好まれている


モッコク
環境
日なた~半日陰。
葉・実
葉柄の赤色がアクセント。
赤色の実は熟すと裂ける。
樹形
端正な形に育ち、品格が漂う。



ヤブツバキ



日本の代表的な花木の1つ


ヤブツバキ
環境
半日陰。日陰に強い。
花・実・葉
直径5~7cmの花で、2月~4月が花期。
実は、熟すと3つに割れて暗褐色の種子が出る。
葉は、厚く葉先が尖る。
樹形
卵形に育つ。



レッドロビン



新芽が鮮やかな比較的小型の種類


レッドロビン
環境
日なた~半日陰。
赤葉と緑葉の絶妙な取り合わせ。
樹形
幹は比較的真っ直ぐに育ち、
刈り込むことで密に茂る。


ベニカナメモチレッドロビンの違い~

 ベニカナメモチより新葉の赤色が鮮やかなものがレッドロビンです。


ユズリハ



潮風に強い


ユズリハ
環境
日なた。
光沢のある濃い緑色をした革質の葉。
葉の付け根から長さ4~8cm
の総状花序を出し、花弁もがく片もない小さな花を数多く付ける。



ユーカリ



長い楕円形の葉が特徴、丈夫でよく育つ



ユーカリ
環境
日なた。
長い楕円形の葉が特徴です。
樹形
根元から多く枝分かれし、小枝も数多く出ます。


※掲載しております写真はイメージです。実物とは異なります。